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インスタント・ガール

鳩子フェティシズムのことなのですが、衣服フェチについては専門サイトもたくさんあることですし、そちらにゆずりますが、鳩子のばあいは特定の衣類に愛着するということはほとんどありません。
あるときAMさんのタイツフェチのことを読んで不思議な感動をおぼえたことはあります。

でも鳩子のサイトの中には、プロポーションについて数字データの分析を試みるような感じのページもいくつかあって、あえていえば、これが鳩子にとってのフェチなのかもしれませんね。
こういうのは、たぶん人形や模型の世界に通じてしまうもののように感じています。
リンク集の和美さんのサイトのバービー人形のページは、とても好きなので、ときどき見てはいいなと思います。

それから若いけど二児のママになったユキさんの小説(ショート)に、「I・G(インスタント・ガール)」シリーズというのがあって、寿命の限られたロボット人形の出てくる恋愛ストーリーなのですが、人間が人形になるみたいで、読むとぞくぞくしてしまいます。「インスタント・ガール」……、"トランス業界"でも拝借したくなるような良いネーミングですね。

手塚治虫のマンガに『I・L』という作品があったことを思い出しました。鳩子のHPの「手塚治虫」のページで少しふれたこともあります。一種の変身魔女物で、いろんなタイプの女性に変身する女性の物語なのですが、「I・L」とはインスタント・レディの略かしらと思って、ちょっと検索してみたら違いました。「I WILL」の略の「I'L」が、間違って編集者に伝わってしまってそのまま使われたという説明がありました。でも"I WILL"の略は"I'LL"でLが2つが本当のような気もしますし、インスタント・レディの略でも良いような気もしますけど……?。ユキさんはこのマンガは読んではいなかったでしょうね。


煙草好きの手の小さな男性

鳩子女装(トランス)さん好きの男性のお話をときどき聞く機会もあるのですが、彼らにはなんとなく共通点のようなものがあるように思うこともあります。

その一つは、煙草好きの人。もちろん紳士的な人が多いので、こちらからすすめてはじめて嬉しそうに火を着けるのですが、とてもおいしそうにお吸いになります。煙草好きの男性は、ちょっと世間からはみ出てるような、やさしいロマンチストが多かったのかも。

もう一つはからだのどこかに女性的な部分があると思っていて、なぜかそれを自慢したがる傾向の人が、ときどきいらっしゃいます。手の小さい人とかですよね。たまにあたしよりも手が小さい人がいますが、でもよく見ると指が短くて、指以外の部分ではやっぱりあたしのほうが小さかったなんてことも。
思い当たる男性もきっといらっしゃることでしょう。

久しぶりに詩集に「パートタイムの王子さま」をアップしました。去年散文風に日記に書いたものをアレンジしたものです。


遊星ジェンダー

金色?去年の夏の話題ですが、
冥王星がメジャーな惑星ということではなくなったということ、専門家の議論も迷走し、けっきょく冥王星にとってははた迷惑な結果になりました。

「惑星」という漢字2文字の言葉ができたのは江戸時代の末のころらしいです。「遊星」というのも同じ頃だそうですが、大正時代の前後は遊星のほうが優勢だったらしいです。
「遊星」のほうがなんとなくセンスがいいと思いますね。
外惑星の少し戻ってはまた進むという動きは、行き先を見失ったわけではありませんし、ちょっと遊んでるだけ。夜空をちょっとトランスするというか別方向へ横切る詩人の遊びなのでしょう。

英語のプラネット(planet)は、「さまよう人」という意味のギリシャ語が語源だそうです。
「さまよい人」でも悪くはないのですけど……

タイトルに「遊星ジェンダー」と書いたけど、話がまとまらないところもいいのかも。


裏返しの男性

クリスマス三橋順子さんのページだったと思いますが、新宿女装文化あるいは新宿の女装スナックなどに出入りする女装者愛好男性というのは、女装者の裏返しみたいなところがあるという話でした。
新宿に限らず、そういう男性たちの中には、若いころ女装の経験がある男性も多いですし、なくても憧れだけは昔から人一倍だったという人が多いようです。

某SNSのある男性の書込みですが、「男性機能の特性として本来、放出後は早く離れたくなるように出来ております。(中略)行為の後に後悔すると言う回答が結構、多いのですよ!さるアンケートでは…」というのがありました。
この「後悔」という言葉に意外なものを感じるかもしれません。しかしそれは、いわゆる「フェティシズム的服装倒錯症」の説明でいわれた「いったんオルガスムが起こり性的喚起が止めば,(女性の)衣服を脱いでしまいたいという強い欲望が起こる」というのに似ているのではないかと思うわけです。
「裏返し」とはこういうことなのかなと思います。「後悔」とは思春期の自慰行為の心理に似たようなものかもしれず、ですから「後悔」はあっても再び喚起は起こるわけです。男性の年齢によって喚起の周期の長さの違いはあるでしょうけれど。

一般の男性の中にも性行為のときの女性の快楽の表情を自分のものと感じることがあるように、女装者好き男性は、女装者の「女装」を自分のものとすることができるのではないでしょうか。
女装者好きの若い男性は、「フェティシズム的服装倒錯症」的な女装者を好むような傾向があるかもしれませんが、経験とともに幅が広がって行くこともあるでしょう。

さて、その三橋さんの話の続きには、小数だけれど、純女性にもてない男性が、女装者ならもてるだろうと思って通おうとする人がいるが、残念ながらそれでもてるようなことはないという話。確かにいらっしゃるようですが、コメントは控えさせていただきます


T'S LOVE でようこそ

鳩子T'S LOVE でようこそ♪ 
性別欄がむつかしかったですが、パートタイムMtFトランスジェンダーで女装もしますが、GID的傾向についてはずっと医者嫌いなところがあって、でもなんとか熟女といわれる年齢までがんばってきました。

という自己紹介でT'sLOVE(http://www.tslove.net/)でも日記を始めてみました。T'S LOVEとは、トランスさんとその愛好者限定の、ミクシのようなソーシャルネットです(招待状不要)。たぶんまだ2000人ちょっと。巨大高層マンションという感じではなくて、ちょっとお隣へお醤油を借りに行くみたいな感じがいいですね。
「女装もします」って自分のことをそういうふうに書いたのは初めてかも。でも文脈からいって不自然でもないような、ぎりぎりの線なのかも。

それにしても昨日5日のアクセスは多かったです。4日遅くにNHネットに書いたからなのですが、URLは書かないのにすごいですね。NHネットのHP検索で探してくれるわけなんでしょう。キーワードは「鳩子」の2文字だけと書いたのも良かったのかも。じつはGoogleでもYahooでもmsnでも「鳩子」だけでいいんですね。


趣味は快楽か

加工画像女装系のサイトの中には、見ていてすごくエネルギッシュなものを感じることがあります。とにかく自己の快楽の追求に熱心というか、ひたすら追求してゆく姿勢。
先日、野球のイチロー選手がインタビューで「ボクにとって野球は趣味です」なんて答えてたのですが、アナウンサーが「苦しいことがあってもですか?」と聞き返していました。このアナウンサーの考えでは、趣味は常に楽しいものでなければならないようです。たぶんこういう考えが世の中に蔓延しているのでしょう、それで快楽の追求に熱心な人も多くなるわけです。自分にとって「女装」は趣味ではないと主張する人もいますが、イチロー選手の趣味が野球だというなら、そんなこだわりも不要なのかもしれません。病気が趣味ですというお年寄りもいましたから、GIDが趣味ですという人もいるかも。
趣味は快楽でなければならないことが強調されるようになったのは、趣味を商品として売る側からの宣伝文句から始まったことなのかもしれませんね。たぶんそうでしょう。「女装」の世界では、いわゆる「商業女装」というのが台頭してきたのが1980年前後だったでしょうか。


おでこと眉

ごろり最近おでこや眉を見せる女性の髪型が増えていて、こういうとき日本人はみんな右へ習えになるので困りますね。いわゆる「女性に近づこうと努力してきた人たち」にとっては、急にハードルを高くされたように感じられるかもしれません。

女性のズボンもユニセックスみたいに言われますけど、下半身のからだの線をそのまま出すわけですから、こういうのもハードルが高くなってしまいます。
理解ある人たちにもっとハードルを低くしてもらえれば、引きこもりのトランスさんも少なくなるとは思うのですが、それは無理でしょう……


なりきってしまって

あやめいろんな人のHPを見ていると、いくつかのタイプの人がいるように思いました。
(1)もうほとんど女性モードでしか書かない人。こういう人はどこかで完全に切り替わってしまって、切り替わる前のことは意識の表面からはすっかり消えているんだと思います。たまに思い出す程度ですよね。
(2)性別がはっきりしないような、中性みたいな無性みたいな印象の人で、意外にGID的な傾向の人に多いような気がします。ブログや日記はしっかり書いてます。
他には、(3)男と女がごっちゃになって出る人、(4)あくまで男性モードでの写真撮影が中心の人とかでしょうか。(3=新宿系?4=エリザベス系?)
ただの思いつきの分類でしかないのですが、こういうふうに分けるとすると、鳩子はまあその場の雰囲気に合わせたりはしますけど、だいたい(1)に近いんでしょうね。なりきってしまうというか……。いろいろ本を調べて書くときは(2)みたいにも見えますけどね。
分類については、以前は進化の段階論みたいにも見えてしまう分類がよくありましたが、そういうのはけんかや差別の元になったりで、あまり良いものとは思えないかも。今日の4つの分類もそんなに良いとは思いませんけどね


桜の月の終わりの憂鬱

桜の4月も終わりなので、今年の桜の写真です。
2、3日前からちょっとまた鬱状態になってるのですが、たまたま性再適合手術をした人のサイトを見たからなのでした。そういう人の手記は、あたしはほとんど読まなかったのですが、確かホームページを始めてまもないころにもそういうようなことを書いたような気がします。調べてみたら2003年の4月29日の日記です。偶然にも同じ日でした。

「以前はああいう手記を読むと、鳩子はとても精神が不安定になったのですが、今はそれほどでもないみたいです。でもまだちょっと動揺します。鳩子の過去はまだ、ほんわかした甘い回想の断片でしか書けません。」

3年前に「それほどでもないみたい」と書いたのは、ホームページを始めたばかりの意気込みからくる希望だったのでしょう。それほどでもなくはなくて、そういう心理は今もほとんど変ってないみたいです。
そういう心の動揺は、たぶん嫉妬によるものなのでしょう。きっとそうに違いありません。だから言葉に出ずに表現のしようのない心理状態になるのです。
GIDグループの中というのも、ものすごく嫉妬心が渦巻く世界らしいのですが、わからないでもありません。あんまり関わらないほうがいいのかもしれません。鳩子の場合については、もっと歴史や文学の世界に浸るのが正しいことだと思います。


オクテの未来

ブランコ吉行淳之介のエッセイで、男性が一生のあいだにおこなうセックスの回数は決まっているのではないかという話がありました。だとするとオクテで始めが遅かった人は、高齢になっても元気で、喜ばしいことでしょう。

トランスのばあいのオクテですと、一生うろうろしなきゃならないようなところもあるのかも。
若いころから男性として社会に出たりとすると、ガールフレンドもできてしまいます。それで20代のころ初体験もあったりで、でもセックスってこんな味気ないものなのかしらと思ったりして、年月が過ぎて、30代になってひょんなことから女性として男性と初体験したりします。そして何度めかに気持ちいいという感覚を感じてしまったりします。

行動的な性格ではないので自分は思慮深いほうなのだろう、知性派なのだろうと思ってきたのが、からだの感覚という否定しがたい事実の前に、それまでの自分が崩壊してしまうような感じになります。思慮深いというよりも、優柔不断なために初体験もここまで遅くなってしまったわけなのですが、すぐに40代になって、もう後戻りできないような社会生活の中にいることに気づきます。

けっきょく今できることは、若き日の迷いを一つ一つ惜しむことなく思い出してあげて、今にやさしく包み込んであげること。そして今の迷いも、いつかそういうやさしさに包まれる日がきっと来ることを信じて、毎日をすごすしかないのかも。


ホームページでほっとして

雪と椿シーメールのアダルトサイトを見た感想ですが、胸もお尻も女性そのまま、あそこさえ見せなければ普通の女性に見えるのですが、普通の女性では普通すぎて面白みがないので、見せるわけなのでしょう。

鳩子の詩集も、普通の女性が書くようなものでは、当たり前すぎるので、普通の女性が書いたものではないことがわかるように書いているわけです。それだけで何かオリジナリティがあるようにも見えるからです。
コラムもトランスねたが多くなります。でもこれはもう少し考えなおしてもいいかもしれません。

手塚治虫のマンガは変身ものが多いですが、完璧に変身したことの表現よりも、変身してゆくプロセスに作者の関心があると作者ご本人も述べていました。いわゆる「女装系」の個人HPを見たとき、メイクしたり衣装を選んだり、プロセスばかりに関心があるように書かれていたことがあって、その人は手塚治虫に似ているのかも?。いわゆる「GID」系のサイトでは、長い時間をかけての医療的な「変身」のプロセスが書かれることが多いのです。法制度の変遷のプロセスにしても一種の技術解説といえなくもありません。

鳩子のばあいは、そういうプロセスということではなくて、やっと自分にもどれてほっとして、ものの見方も自由に見られる感じです。いろんなものに語りかけることができそうな感じ。それで、もっといろんなことを知りたいと思っています。


ビデオの感想

最近ある人のHPでアダルトビデオの感想を読みました。なんでも、ぶらぶらゆれてるのがユーモラスだという話。ぶらぶらというのは、つまり、ニューハーフのビデオなのですね。私はそういうのは見たことはありませんが、普通の男女ものは何回か見たことはあります。もちろん女性のほうに感情移入してたと思います。そういうものですよね。同じような性別だと思っていますから。ところが、私たちを好んでくれる男性たちというのは、たいていは同じものだとは思わないのです。だいいち見た目がちがいますからね。ベッドの上でずっと目を閉じてる女性はいても、男性の場合はそういうことはあまりないのでしょう。その程度のギャップで、けんかするのもおとなげないのかも。


『女装交際誌 くぃーん』創刊号

queen 1queen 2 昭和55年6月10日発行の『くぃーん』創刊号と5号までの表紙です。10年後くらいに古書店で買い求めたものです。
 KYさんの「美容教室」という連載記事を読んでみました。自分の美しさに酔うくらいでないといけないとか、今読んでもためになります。そのほかテクニックの解説だけでないユーモラスな話など、なかなか面白く読めます。(scrapbokk 2003/7より)


トランスジェンダー哀歌

頭に鳩子のホームページをYahooのカテゴリに登録申請しようと思ったことがあるのですが、例によって分類に困りました。1つの候補はここです。

 健康と医学 > メンタルヘルス > 病気、症状 > 性同一性障害

やっぱり病気の扱いになってますから、病気でない人が申請してもだめでしょう。見ると「ホルモン日記」のようなコンテンツがあるところが多いようですが、そういうのはあまり読んだことはありません。なにか男性の「性衝動的」な関心で読まれることも多いのではないかと心配です。GID認定基準をめぐる記事なども、なんとなく重苦しくなる感じがします。
もう1つはここ。

 生活と文化 > 性 > 性行動の種類 > 異性装

AさんやCさんも載ってますが、ほかのサイトの紹介文はいかにもフェティシズムという感じ。「性行動の種類」という同じ分類の別の項目を見ると、いかにも男性の性的好奇心そのものというか、男性のそういう嗜好も悪くはないのでしょうけど、それだけが分類基準というのはちょっとさみしい感じ。
結局のところ場所がありません。文学や歴史のテーマを前面におしたてていけるだけの内容があれば良いのですけど・・・・・


鳩子らしさ

橋にもたれて 昨日のマニキュアの話、なかなかテクニックの話にならないのが鳩子らしいのかも。すぐに役に立ちそうな感じの記事というのはホームページのコンテンツにはあまりありませんよね。かといって男性のフェティシズムを満足させるようなのも少ないし・・・。男性に読まれることは意識して書いてはいるのですけど。
 鳩子のホームページでは、あまり明るい未来を語ったり、そういうのを目指そうという視点があまりないのかもしれません。詩集は過去を振り返ってばかりですし、でも何故、鳩子のような子がいるのかということはずっと考えて行きたいと思っています。歴史は常に進歩するものともかぎりませんし。季節が何十回か繰り返して、そして鳩子も死んでいって、でも鳩子のことを憶えていてくれる人がいたら幸せです。
 病気ではないと思うので所謂GIDではないのかもしれないですし、所謂「趣味の女装」ってなんでしょうね?よくわかりません。でも病気だったとしても、あたしはそれを隠すでしょう。病気でないように装うと思います。他人のそういう「病気」に対しても、腫れ物に触るような態度では接したくありません。また、「趣味」が違っても当然理解はしあえると思いますが、やはり同じ趣味ではないんだという認識が必要かもしれません。


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