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男子中学生のカバン

バッグ 昨日のお(しり)を振って歩く話の続きみたいな話・・・
 日本の男子中学生のカバンといえば、厚い木綿の生地の白っぽいカバンで、肩から襷掛けに掛けて腰のあたりにぶらさげるあのカバンです。中身はけっこう重いので、腰の横ではなく、後ろに背負うようにしたほうが楽なカバンでした。ちょうどお(しり)の位置にカバンが来ます。歩きながらお(しり)が揺れるとカバンが揺れ、あんまり揺らして歩くのは恥ずかしい気になります。鳩子も当時は男の子だったのですが、カバンは常に腰の横にして、片手で揺れを押さえながら歩きました。男の子たちの多くは、お(しり)を揺らさない歩き方を覚えていったのかもしれません。
 あのカバンが導入された明治時代は、どうだったのでしょう。大人たちは、男の子の可愛い歩き方と見たのかもしれないなんて思います。当時はまだ男色的なものを色濃く残した社会でしたから・・・。でも本当のところはわかりません。当時の質実剛健の観点から言えば、腕力を鍛えるため、手さげのカバンが良いと思うのですが、なぜああいうカバンが採用されたのでしょう?


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